ヨドコウ「BLACKエスモ」設置&土間コンクリート工事

こんにちは!茨城県那珂市を拠点に、お庭の剪定から外構工事までトータルで手掛ける「KamoshidaGarden」代表の鴨志田です。

最近、お庭の相談で急増しているのが**「おしゃれな物置を置きたいけれど、今の芝生や雑草をどうしたらいいかわからない」**というお悩みです。

今回は、そんなお悩みを一発で解決した施工事例をご紹介します。 選んだのは、今もっともトレンドと言っても過言ではない、ヨドコウ(淀川製鋼所)の「エスモ」シリーズ、カラーは「本体ブラック・扉色ウッディエボニー」

しかも今回は、ただ置くだけではありません。 既存の天然芝を剥がして撤去し、物置の下に本格的な土間コンクリートを打設しました。

「物置の下ってブロックじゃダメなの?」「コンクリートにするメリットは?」 そんな疑問にも、プロの視点からしっかりお答えする「完全解説版」の記事になっています。これから物置設置や那珂市・水戸市・ひたちなか市エリア等でお庭のリフォームを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。


1. 今回の主役:ヨドコウ「ブラックエスモ」シリーズの魅力

まず、今回設置した物置についてご紹介します。 数ある物置メーカーの中でも、ヨドコウの「エスモ」は圧倒的な人気を誇ります。

① 住宅に馴染む「ブラックエスモ」という選択

昔ながらの「THE・物置」というグレーやベージュの色味ではなく、最近は住宅の外壁に合わせたシックなカラーが選ばれています。今回採用した「ブラック」カラーは、マットなブラックで非常に高級感があります。 モダンな住宅はもちろん、和風のお庭や、KamoshidaGardenが得意とする植栽の緑とも相性が抜群です。お庭の景観を崩さず、むしろ引き締めてくれる存在です。

② 「3枚扉」で開口部が広い

エスモの最大の特徴は、独自の3枚扉です。通常の2枚扉に比べて開口部が大きく開くため、中央に置いた荷物もスムーズに取り出せます。タイヤやキャンプ用品など、出し入れが多いアイテムを収納するのに最適です。


2. 施工レポート:芝生撤去からコンクリート打設まで

KamoshidaGardenの強みは、**「元・植木屋だからこそ植物(芝生)の扱いに慣れている」点と、「本格的な土木・外構工事も自社対応できる」**点です。

今回の現場の流れをステップごとに解説します。

Step 1:天然芝の剥がし・撤去作業

まず最初に立ちはだかるのが、既存の天然芝です。 「芝の上にブロックで直接置いたら?」と思われるかもしれませんが、芝が残っていると、芝刈りがやりづらかったり、地盤が安定しなかったりする原因になります。

必要な範囲の芝生を根こそぎ撤去しました。 ここがポイント! 私たちKamoshidaGardenは元々造園業がルーツです。芝生の根の深さや、撤去した残土・芝の処分も適切に行います。植物の知識がある外構屋というのは、実は意外と少ないのです。

Step 2:路盤調整(砕石敷き・転圧)

土が見えたら、いきなりコンクリートを流すわけではありません。 「砕石(さいせき)」と呼ばれる石を敷き詰め、転圧機(プレート)を使って地面をガチガチに固めます。この工程を怠ると、将来的に地面が沈下し、コンクリートが割れたり物置が傾いたりしてしまいます。 見えなくなる部分こそ、手を抜きません。

Step 3:型枠設置とワイヤーメッシュ

コンクリートを流し込む範囲に木の板で「型枠」を組みます。 そして、コンクリートの強度を上げるために「ワイヤーメッシュ(鉄筋の網)」を中に入れます。これを入れることで、ひび割れに強い強靭な基礎が出来上がります。

Step 4:土間コンクリート打設&仕上げ

生コンクリートを流し込み、コテを使って平らに仕上げていきます。 今回は物置の下になる部分ですが、水がたまらないように微妙な勾配(傾斜)を計算して仕上げています。表面は滑らかに、美しく。この左官技術も職人の腕の見せ所ですね。


3. なぜ「ブロック」ではなく「コンクリート基礎」なのか?

通常、ホームセンターなどで物置工事を依頼すると、コンクリートブロックを四隅に置いて、その上に物置を設置するケースが一般的です。 しかし、今回なぜ**「土間コンクリート」**をおすすめしたのか。それには大きな理由が3つあります。

理由①:圧倒的な湿気対策と耐久性

地面が土や芝生のままだと、地面からの湿気が物置の床下に上がり、錆び(サビ)の原因になります。全面をコンクリートで塞ぐことで、湿気をシャットアウトし、大切な物置を長持ちさせることができます。

理由②:雑草・害虫の完全ブロック

ブロック置きの場合、物置の下の隙間から雑草が生えてきたり、ジメジメした場所を好む害虫の住処になったりすることがあります。一度物置を設置すると、下の草むしりは不可能です。コンクリートにしてしまえば、これらの悩みから永久に解放されます。

理由③:安定感と耐震性

ブロック設置の場合、長年の雨や重みでブロックが沈み、物置が傾いて扉が開かなくなるトラブルが起きがちです。土間コンクリートなら面全体で重さを支えるため、不同沈下が起きにくく、水平を長く保てます。


4. 完成!KamoshidaGardenが選ばれる理由

コンクリートが十分に乾いたら、いよいよ「エスモ」本体の組み立てです。 最後に、強風や地震で倒れないよう、基礎のコンクリートと物置本体を金具で固定する「アンカー工事」を確実に行い、完成です。

黒いボディがコンクリートの白に映えて、非常にかっこいい仕上がりになりました! お客様にも「お庭がすっきりしたし、何より雑草の心配がなくなって嬉しい」と大変喜んでいただけました。

植木屋 × 外構屋のハイブリッド施工

今回の工事のように、「庭木や芝生の整理」と「ブロック・コンクリート工事」がセットになる案件は、多いです!

  • 一般的な外構屋さん: 植物のことは詳しくないため、撤去した木の扱いが雑だったり、植栽デザインが苦手だったりすることがあります。
  • 一般的な植木屋さん: 剪定は上手ですが、コンクリート工事やブロック工事は外注になることが多いです。

KamoshidaGardenなら、植物のプロとしての感性と、外構工事の技術、その両方をワンストップで提供できます。 だからこそ、話が早く、コストも抑えられ、仕上がりのバランスが良いのです。


5. 茨城県央・県北エリアの物置・外構はご相談ください

KamoshidaGardenでは、那珂市を拠点に、水戸市、ひたちなか市、そしてつくば市エリアまで活動範囲を広げています。

  • 「庭の草むしりが大変だから、一部をコンクリートにしたい」
  • 「おしゃれな物置を置きたいけれど、設置場所の整地から頼みたい」
  • 「新築の外構をまるごと頼みたいが、植栽にもこだわりたい」

そんなご要望があれば、ぜひお気軽にご相談ください。 現在は大変ありがたいことに多くのお問い合わせをいただいており、すぐに作業に伺えない事もありますが、協力業者やスタッフと共に、一件一件丁寧に対応させていただいております。

お見積もりは無料です。LINEやホームページのお問い合わせフォームから、現場の写真を送っていただければスムーズにご案内可能です。

冬場のお庭の相談、春に向けて今から準備しませんか? 皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。


KamoshidaGarden(カモシダガーデン) 

対応エリア:那珂市・水戸市・ひたちなか市・つくば市ほか茨城県内  業務内容:造園、剪定、外構工事、エクステリア全般